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ものづくりが好きな塾講師のブログ

この時期になるとよく思う。

中学受験を担当しているんだけど、
本人の意志で受験しない子は多い。
今年受け持ちの生徒は特に多い。
私自身は中学受験の問題を解くのも解説するのも好きなんだけど、
どうしてか、勉強させるのはあんまり好きじゃない。
晴れてりゃ、外で遊ばせてやりたいと思う。
例えば中学内で成績の良い生徒には、一番取れとか絶対言えない。一番取ってきた生徒には誉めてから、でもいつも一番でなくて大丈夫だよって言って、その後五番だって誉めるし誉めた。

勉強のプレッシャーを与えるのが怖い。プレッシャーを与えてしまうんじゃないかと怖くなってあまり動けなくなる。そりゃ、滅茶苦茶成績悪い高校生とかには「落第しても知らんで。勉強やれや。」って言うけど。

んで
中学受験生を見るのが苦しくなる。

一人、ずっと見てた生徒を他の先生に任せた。もう手を尽くして他の術がないのでベテランの先生に任せた。だってうちがこれ以上やっても伸びない。
んで、先生を変えたら生徒が難色を示しているらしい。
その先生はイライラしながら私に話しかけてくる。私が悪いんだろうか。
悪いんやろうけど。
でももう私はこれ以外彼女に勉強しろ勉強しろと言えない。頑張れだなんて口が裂けても言えない。あんなに本人の意志と反して勉強して、歯食いしばって机にかじりついてる小学生に私はもう何もしてやれる自信がない。

今日担当が外れた私に無言で見つめてきた彼女が
私宛てに丸付けをしてほしいと書いた手紙と答案用紙を置いて帰って行った彼女が

訴えかけてることに気付いて

でも所詮バイトの私に決定権はないので、この件に関しては彼女に関わらないようにと言われていて、何もしてやれない。私は俯くしかないのだ。
私はこんなことがしたかったんじゃない。ずっとしてきたことが間違いだった?

だから、中学受験の講師をし続けてて
それは本当に向いてるのか…
講師を始めて四年と少し経つ。中学受験の生徒を送り出すのは五回目だ。毎年この時期辛くて、今回も今回が一番辛いと感じる。

無能感。