ippuku

ものづくりが好きな塾講師のブログ

8/13
朝9時頃に起きた。荷造りをする。3泊4日。実家で洗濯してもらってもいいけれど、なんだか悪い気もするし、3泊なら服を持っていけるので、洗濯しなくて済むよう持っていく。残っていたカボチャのおかずと作ってもらったホットケーキを食べる。簡単にゴミをまとめ、掃除をする。洗濯をしてシーツを干す。旦那は眠いのかきついのか、ソファでだらりとしていた。予定の時刻に出て新幹線へ乗り込む。富士山の見える方の席なのに、曇っていてちっとも見えない。旦那は富士山運がなさ過ぎて、富士山を見ることがまた出来ずにいた。
高速バスに乗り込んで、淡路島へ。バス停に着くとお義父さんが車で待っていた。「ただいま」って言うのは馴れ馴れしいし、かと言って「お邪魔します」やとよそよそしい。困った末に「こんにちは」と挨拶をしたらお義父さんは目を合わせて笑顔で「おかえりなさい」って言ってくれて、嬉しかった。うちはもしかして「ただいま」と言っていいのかもしれないと思った。
家に行ったらお義父さんの叔母夫婦が来ていて、手作りのマットや小物入れをくれた。旦那の親戚の人たちは皆そうだが、この人たちも例に漏れず、とてもよく話す人たちで、相槌を打つだけでいいから楽だった。甲子園の様子がテレビに映し出されていて色んなことを言っていたように思うが、旦那も義兄も私もスポーツはよくわからないので、よくわからないなという顔をしておいた。そして、義姉夫婦と甥っ子がいた。甥っ子は人見知りが激しくてよく泣いた。おばあさんは食材を切ってて、義兄はBBQの用意をしていた。することがなくて、バスで編んでたものを必死になって作った。できるかわからなかったけど、甥っ子の頭のサイズをなんとなく想像し、実際会った感覚で手直ししたら、いいサイズでベレー帽が仕上がった。甥っ子にあげたら、想像以上に義姉の旦那さんが感心してくれて嬉しかったし、おばあさんも褒めてくれた。お義母さんも帰ってきて、BBQをした。炭に火を点けるのは難しくて、でもお義父さんは上手に団扇で火を点けていたり、炭を掴んだトングで誤って肉を掴んでしまう義兄が面白かったり、なんでも触って舐めてしまう甥っ子は大変そうだし、まあいろいろ楽しかった。お肉がとても美味しかった。甥っ子と私は大葉抜きのお寿司を食べたんだけど、甥っ子はボロボロと口から米粒を落として、義姉の足の指にいくつも米粒が乗っかった。
片付けをする。義兄と大きなものは一緒に片付け、炭が燃え尽きるまで見ようかと思って諦めた。お風呂に入って寝床に入る。いつもは義姉の部屋を使わせてもらっていたけれど、今回は客間で寝ることになった。仏壇がある部屋で、うちが目を離した隙に、うちの腹巻を旦那が仏壇に置いて祀ってた。

8/14
朝日で明るくなった部屋で目が覚める。襖越しにテレビの音がして、おばあさんと義両親の声がする。甥っ子の泣き声も聞こえてきて、徐々に賑やかになっていく。いい目覚めだと思った。目覚めすら楽しい。私達も起きてパンを食べた。パンを作る家電があって、新調したらしいけど、古い方が美味しい気がすると義母が言って、食べ比べをしたけどわからなかった。
義姉が甥っ子の靴を探していた。「(昨日来ていた親戚の人たちが)間違えて履いていってしまった…わけないもんなあ」と呟いてて、その後、庭から見つかった甥っ子の靴が12.5cmの小さな小さな靴だったからなんだか面白かった。庭にはダンゴムシが大量発生していた。
結婚式の打ち合わせへ向かう。車を走らせる。山を越えていく。いい天気で気温も高くない。式場へ着くといきなり試着室へ連れて行かれてドレスを着させられた。びっくりした。その後、メイク室へ連れて行かれる。頭をホットカーラーでくるくる巻きにされる。次に顔一面、肌色の油彩画用絵の具のようなもので塗られる。メイクは濃すぎぬよういい感じにしてもらった。一時間、休憩をもらう。タコライスを食べた。旦那はハンバーグを食べる。二人でブリュレも食べた。美味しかった。再び会場へ行くとここから3時間地獄のようだった。席次、食事のメニュー、メニューや名前を書く用紙のデザイン、テーブルの形、テーブルクロスの色、テーブルナプキンの色と畳み方、飾る花のバリエーションや色、親に送る花、ナイフにつける花、ケーキ台の周りの花、ケーキの形や味、椅子カバーの種類、入場や退場の曲、挨拶を誰にしてもらうか、乾杯を誰にしてもらうか、甥っ子の役目はどうするか…家族だけの小さな小さな結婚式を挙げるだけでもこんなに大変なのかとウンザリした。あまりにもウンザリしていたので花屋の綺麗なおばちゃんは色々気を効かせて決めてくれたし、会場のお姉さんもデザイン一覧を見やすいようにしてくれた。頭痛と戦いながら4時頃やっと解放された。後輩への贈り物の手配をする。住所がわからなくて困るもののなんとか終える。車に乗り込み、国道から外れる交差点まで運転をするものの集中力に欠けた。旦那に運転を交代してもらって、家まで帰った。
荷物を置きに家に入ると、義姉の旦那さんが和室で寝ていた。甥っ子が砂で遊んだ跡が残っていた。点けっぱなしになっていたテレビを旦那がそっと消し、公園へ歩いて向かった。
人がたくさん集まっていた。抽選券をもらった。美人だからと言われ、3枚もらった。結婚式会場で試しのメイクをそのままにしてもらっておいたことが功を成した。義兄達の店に行ってかき氷を食べた。抽選券で300円の券が当たってたこ焼きを食べることにした。たこ焼き屋さんだけ異常に並んでいたから買うのに時間がかかった。地元の中学生の小さなオーケストラが吹いている。子供たちが手にした風船が幾つか空に飛んで行っては消えていく。夕陽が海に沈んでいく。
f:id:BlackJoker:20150816184958j:image
大きな木があって、なんの木かわからなくて
「この木なんの木気になる気になる気になる気になる木ですから〜♪」
と歌っていたら「気になりすぎ」と旦那に言われ、正式な歌詞を教えてもらった。
家に帰ると義姉夫婦達はいなくなっていた。義両親達が帰ってきて、チキン南蛮の美味しい夕食の時間になった。義姉達も帰ってきた。義姉は朝、赤い綺麗なノースリーブのワンピースを着ていたのが凄く印象に残っていたのだけれど着替えていた。旦那と私は早めに夕食を済まし、もう一度公園へ向かった。
夜は静かで人の気配もなくなる島なのに、祭りの時は夜でも人がたくさんいて妙に安心した。抽選券を握りしめて、抽選番号を謳うおじさんの歌に耳を傾けていた。商品のいちじくに胸を躍らせたものの、一つも当たらず、義兄の店で義母のためのかき氷を買って帰った。
思った以上に義母は喜んでかき氷を食べていた。お風呂に入って、出た頃、義兄が帰ってきて、どこから貰ってきたのかわからない野菜を袋に詰めていた。義兄のスマホ依存についての感想を述べた義父の言葉が思い出されて、義兄の不思議な生活について今回の帰省でも疑問を抱いて、寝床についた。