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ものづくりが好きな塾講師のブログ

GW

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起きる。同居人はこの日に発売したゲームを無言でやりこみ始める。私が大学へ行く直前までその状態だったので洗濯物を干すよう伝えてから出発した。

大学へ向かう道中、私は緊張していた。どうしても苦手な教官と話すのが億劫だった。その人に会いたくなかった。教室へ着き、久しぶりに大学の友人と話す。大学から帰った後に、淡路島へ行って籍を入れてくるのだと伝えるとびっくりされた。幸いなことに苦手な教官はこの日、来ておらず、別の教官が出席を取る。先週の授業では欠席者が多かったとのことで随分とお怒りで、一人一人に理由を聞いていた。私の番になる。教育実習の事前指導で欠席、そしてその旨は副手に伝えてあることを説明すると笑顔でむかえてくれた。私はどんな作品を作りたいか説明を始める。簡単なサンプルを見せた。教官はどんな作品が作りたいかは伝わった、ただサンプルは無骨すぎる。もっと観客と作品の距離を考えた方がいい、などとてもわかりやすく伝えてくれた。そして不意に窓の外の柳が揺れるのを見て呟いた。どうして柳は風が吹いても絡まらないのだろう、と。もっと作品のフォルムや吊るし方を考えてもいいかもねと言った趣旨のことを伝えてくれた。私の話をさえぎることなく聞いてくれ、かつ、考える余地を与えてくれた教官に感謝した。おかげで私は笑顔で帰途につくことができた。思った以上に早く帰れることになったのでSeriaで買い物をして帰った。

家に着くと、予想通り同居人はゲームをしていた。しかし、洗濯物もきちんと干してくれている。同居人が荷造りをしている間に、水周りの掃除をした。お腹が空いたねと言って、荷物を持って近所のファミレスに入った。二人でスパゲティを食べる。私はファーストキッチンのスパゲティの方が美味しく感じた。

電車に乗って品川へ向かう。びっくりするくらい人はいなかった。品川から新幹線に乗る際、いつも美味しいサンドイッチを買っていく。この日も例に漏れず買った。実家へのお土産も買った。そして目的の新幹線に乗り込む。夜だから景色はあまり見えない。物を書こうとすると意外に振動があり書きにくいので諦めた。途中騒がしい家族が乗ってきた。新幹線では椅子をやや倒すが、後ろの人に声をかけてから倒すのが一般的だと思っていた。その家族は皆そんなことは一切せずに倒れるところまで一気に倒した。胸糞が悪い。新神戸で降りて、ホームで一息ついて、同居人に彼等の言動について苦言を呈した。

しかしそんなに暇はなかった。淡路島まで移動するバスの時間が迫っていたからだ。走るようにして地下鉄に乗り、三ノ宮へ移動する。私はトイレに行きたかったのだが、我慢できるかなと思って黙って走った。バスに間に合い乗り込むが、一時間近くかかると聞いて、やっぱりトイレへ行きたいと同居人に伝える。バスを降りて、トイレへ行った。この時点で、ぎりぎりに駆け込んだバスはもう出発してしまうことがわかったので、非常に申し訳ない思いを抱えながら降りた。終バスまでの一時間、三ノ宮駅周辺をふらついた。一服場所を探すためでもあったし、夜風が気持ちよかった。三ノ宮の丸井やそごうのビルは小さいなと言いながら歩いた。飲み物を買う。もう一度トイレへ行ってバスに乗り込んだ。真っ暗な窓の外。橋を渡って島へ入る。バス停で降りると、同居人はぐんぐん進んでいって、他に降りた親娘を挟んで私は後ろのほうになってしまう。道路まで出ると、同居人が待ってくれていた。車で迎えにきてくれた同居人の兄に挨拶をして乗り込む。遅くなってごめんなさい、トイレに行きたかったのですと説明をした。あっという間に家に着くと、もうこの時間は寝ているはずの同居人のお母さんがパジャマで出迎えてくれた。三人で居間で世間話をしてお風呂に入って、いつもどおりお姉さんの部屋で寝た。

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