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ippuku

ものづくりが好きな塾講師のブログ

男子小学生のお父さんから怒鳴りつけるようなクレームがあったと聞いてびっくりした。
当たり前だがクレームは出さないように努めているが出るときは出る。仕方がない。生徒が家で泣いて爆発したと言う。きっと社員さんは優しい言葉で私に伝えてきてくれたのだろうから、なるたけ事実だけ取り上げれば、授業の次の日の金曜日の夜、子どもが泣いて喚いてもう勉強はしない、せんせーに嫌われたと泣いていたと言う。
まず授業の次の日の夜と言うのが引っかかった。普通、この類のクレームなら授業から帰った後に連絡が来るのだから、子どもが爆発したきっかけは親にあると思った。もちろん、溜め込んでいた何かがあっただろうからそこに私は加担してしまっているとは思った。

正直に言えば読みを見誤っていた。私は彼が家で可愛いねえ可愛いねえと言われて育てられ、宿題も一人でやっていないと思っていたのだ。それが違った。彼の幼すぎる点からそう予想してたが違った。どうも勉強についてはかなりプレッシャーをかけられていたようだった。
昨日一時間半たっぷりと二人で話し合った。最初はあまり目も合わせず仏頂面の状態だったのだが、嫌っていないことをきちんと伝え、先日の授業できつく叱ったことについても謝った。そのうちに、彼にも受験をしたい目的がきちんとあること、けれど期待しないで欲しいこと、怒らないで欲しいことをポツリポツリと話して伝えてくれた。指切りげんまんをした。小さな小指はしばらく離してくれなかった。
以前持った男子小学生の生徒は「え?!せんせー、オレに期待してんの?!がんばる!オレがんばるよ!」って感じでいて、同じところで三回ほど間違えて「これ前もやったやんな?」と注意したならば「うん…オレはこのままじゃだめだ」みたいな感じで悔しさで勉強をするタイプだった。ほとんど真逆のタイプのように思えたが、私自身も期待されるのは嫌なタイプなのでまあそうゆう時もあるよなあとは思った。
男子小学生と言う一つの偏見を作り上げる気はないのだが、あまり口を開いてくれないタイプの生徒はやっぱりこっちもよくわからないなあと思った。そのくせこうゆうタイプは塾であったことを家でベラベラと話すタイプだ。正直、親が面倒なタイプの生徒であるとあんまりずけずけと質問をしてどんな子か知ろうとするとクレームになるんじゃないかとか色々思ってあんまり深く接しないようにしてしまうところはある。
兎に角、彼には親ともきちんと話し合って期待されるのはしんどいと伝えなさいと言った。その後は志望校の話、飼い始めたばかりの犬の話、楽器の話なんかをだらだら話した。笑顔で帰すことが出来たのでよかったと思う。
これでゴールデンウィークを気持ちよく迎えられる…。