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ippuku

ものづくりが好きな塾講師のブログ

三カ月振りに大学へ向かうと
忘れていた大学への反抗心がふつふつと湧き始め、
ああ、そうだった、このような学生の身分であった、と思い出した。
あと一年だけだが、その一年ですら通うに値するのか、美術が世の何に役立つといって世間に見せる顔を持つのか…大学への懐疑心が数ヶ月前と変わらぬ顔をして後ろから付いてくる。

なに食わぬ顔で、校門を潜り抜けると、同じ学年の女の子達が溜まって話し合っており、教室に未だ入れないと知ると溜息が出そうになる。
というところで、一人の留学生の女の子が話しかけてくれ、前年同じラボだった女の子達も集まってきて、懐疑心は引っ込んだ。

私が大学へ歩いて通うとき、いつだって懐疑心と並んで歩いている。このままでいいのか、大学の教育の在り方はいかがなものなのか、大学に価値があるのか…歩きながらそんなことばかり思う。
そしてそのような日々がまた一年続くのである。

教職を取れれば良いというそれだけで、毎日大学と職場を往復し、辟易してしまいそうになる日々がまた一年。三年間やってこられたのだから、この一年だってきっと乗り越えていけるだろう、と、思えど、まだ一年あるのかと肩を落としたくもある。

ああ、そうだった、これが春の憂鬱だ。思い出した。