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ippuku

ものづくりが好きな塾講師のブログ

クラシックギターのプロの方とお会いしてから、ギターのことばかり考えている。プロの方の演奏される音がお腹にすごく響いてきたからだと思う。
でも最近はギターを弾くのが怖い。弾き始めると楽しくてずっと弾いてしまい、時間を消化してしまうから。

ギターは楽しい。楽譜を見ながらたどたどしく弾いてみる。全然弾けないなあと思う。もう一度弾いてみる。僅かの範囲だけだけど、指が覚えて弾けるようになるところがちょっと出来る。もう一度弾いてみると更に弾けるところが増えていく。何度も繰り返すうちにメロディが身体に馴染んできてもっともっとその感覚が欲しくなる。

だからギターは楽しい。

少しずつ曲が手の中で出来上がって行くのがわかるから面白い。だからもう一回もう一回と弾きたくなる。これが病みつきになってやめられない。そうやって時間を使っていく。

時間を使ってしまうことが怖かった。日々時間ばかり気にしている。大学から戻って塾へ行くまでに数十分ある、だからこれをしよう、っていつもそんなふうに考えてる。塾から帰って弾こうと思うとお風呂に入らなきゃ、寝なきゃと考えてしまってなかなかギターを掴めなくなる。ギターを掴んだら最後、睡眠時間を削るしかなくなってしまう。だからギターを弾きたくなるのは困ることだ。

最近またクラシックギターの曲を通学通勤で聞くようになった。昨日は雨の中、くじらを聞いていたらくじらを弾きたくなった。
どの曲を聴いても好きってことはなくて、一部の曲しか興味がない。好きな曲がかかると嬉しくなる。でも通勤通学に聴くにはむかないと思う。私のイヤホンだと外部の音が入りすぎる。

数年前、毎日毎晩ギターを弾いていた。永遠に続くような気がしていた時間は永遠に続くわけもなくあっさり終わった。あの時間の感覚がもう一度欲しい。