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ものづくりが好きな塾講師のブログ

11月4日
かなりゆっくり寝られたように思う。こたつ布団を床にひいて寝たのが功をなし、体も痛くなく、一度も目を覚ますことなく熟睡できた。10時に起きる予定がなかなか起きられず、起こしてもらうもあと五分と呟き、起こされた頃には15分経っていて後輩を叱る。シャワーを浴びてセーターとスカートを着込む。セーターをスカートにインした方がいいのかどうか悩むも、姿見がないので、姿見代わりにテレビの暗い画面を見ながら服について悩んでいるとそれは鏡じゃないとツッコミが入った。そうこうしているうちにクルーガーもラパンも来ると言うので下へ降りて待つ。クルーガーが来て直後にラパンがやってきた。クルーガーに乗り込み、いつもの駐車場へ行く。ラパンを置いてクルーガー1台のみで行くことにする。運転席の後ろに座り、今日も膝掛けを共有させてもらう。一号線は混んでいる。ご飯はどうしようか、衣笠に着いてからにしようとかそんな話をする。わいわいと話しながら会話は途切れることなく衣笠に着くまで続いた。車を置き、なか卯へ入る。いつもの親子丼を頼む。5人いるが5人席はないので隣同士のテーブルを選ぶ。このなか卯で食べるのは久しぶりだった。食べ終えると隣のファミマで一服し、学生会館へ向かう。工事を手前でしていた。古びた、でも在学当時と変わらないエレベーターに乗って部室へ向かう。当たり前だが知らない顔ばかりだった。ギターを取り出し、指慣らしをするもあまりに久しぶりすぎた。Twitterで交流がかつてからあった後輩たちと挨拶をし、BOXノートに書き込む。部室は陽がさして明るかった。なにも変わっていなかった。ウッドベースの調子を見なければという思いに駆られた。一服し、トイレを済ますとプロの方がそろそろやってくるとのことで下のホールへ移動した。4回生のフェアウェルコンサート以来だったのでとても懐かしかった。椅子がずらりと並べられ、知らない後輩たちがギターを弾いていた。少しカメラをいじる。そのうちにプロの方がやってきた。思った以上に小柄な感じがしたし、CDのジャケットで見るより好印象だ。ギターを持って姿勢や手の位置の指導を受ける。やはりスカートで来たのは間違いだったかなあとかいろいろと考える。一人一人指導にあたってくださり、手比べっこもできた。しばらくしたあとは、衣笠の後輩たちの演奏指導だった。ソロを弾く後輩の手が震えている。聞いたことのあるようなないような曲だ。出来はパッとせず、指導を聞く。初見であろう楽譜であんなにもすらすらと弾けるのかと感動する。しかし、感動の反面酷く眠く、休憩時間は後輩と二人で喫煙所へと抜け出した。トイレへ行って戻ると既に演奏は始まっていて、思った以上に閉めたドアの音が大きくどきりとする。二回生のトリオらしい。先ほどよりは眠くないがなんだか退屈してしまって周りを見回す。BKCの後輩を眺めたり、隣でヒゲ抜きに精を出す二人を眺めたり。そのうちにトリオの指導も終わってお茶を飲む。カルテットの指導が始まる。女の子のフォームを見るといかにも衣笠らしいフォームだった。そんなに表情を出す必要が有るのかな、あ、この後輩は去年学祭で会ったことがあるな、とかそんな関係のないことばかり考えていた。お腹が鳴ると隣の後輩がじろりと見て来たので、彼のズボンの上に指で文字を書いてやる。お腹が空いて仕方なかった。最後にはプロの方の演奏でサウダージブエノスアイレスの秋、11月のある日、アンコールにはタンゴアンスカイが続いた。お腹響いてくるギターの音がすごい。終わる頃には8時近くになっていた。後片付けを始める。譜面台の折りたたみ方を頭の中でどうだったかなと巡らせる。BKCの女の子に声をかけると覚えていてくれて、彼女の出身地の話をすると、こちらが覚えていることにびっくりしていたようだった。エレベーターを使い後輩のギターを片付ける。ホールに戻り、集合写真を撮る準備を始める。一番前の空いている席に誰も座ろうとしないのでちゃっかり座る。wifiを使ってカメラを操作できることに驚く後輩たちの姿がなんだか新鮮だった。後片付けをし、飲み会へ向かう。ファミマで一服したあと、衣笠の女の子を捕まえて道案内をしてもらう。後輩たちが以前行ったことのある店なのではないかと話している。私には関係ない世代の話かと思っていたら3回生の終わりに行った店だった。衣笠の後輩の隣に座る。もうおつまみを食べたい衝動に駆られる。烏龍茶を頼み、乾杯した。別のテーブルにも移動し、乾杯をする。プロの方へも挨拶をする。好きなものだけつまむ。衣笠の同郷の後輩と話す。そのうちにBKCのやっぱり同郷の後輩も来て話が盛り上がる。多少話してからプロの方がいる辺りで話す。この日までさして興味のない方だったこともありあまりプロフィールを知らずにいたことが少々恥ずかしくなる。席に戻る。隣の後輩がふなっしーの物真似を半ば強要されていたが、酔いがまわってARIAのギターを取り出し、プロの方に渡す。その後の二時間はずっとコンサート状態だった。ずっとすごいすごいと口にしていたら口角が痛くなってしまった。隣で動画を撮る後輩、ずっとリクエストをしている後輩。ブエノスアイレスを全て弾いてもらい、協奏曲あたりも消化し、椅子に移動しても亡き王女のためのパヴァーヌやそのあくる日が続いた。日が変わる頃にやっと演奏会は終了し、記念撮影をしてもらった。サインをもらう後輩の横に立っているとインチキナッシーの文字が見えた。後片付けをして外へ出る。バスを逃したプロの方を車で送ることを決め、6人で駐車場へ向かう。他のプロの方の話を聞かせてもらう。駐車場代をプロの方が払ってくれた。後ろの席の真ん中に座る。駅に向かう道でやや迷う。四条大宮の斜めの道を突っ切る。PVの裏話を聞かせてくれる。ホテルまで見送りをし、助手席に乗った。感動がやまぬ車内だった。運転の交代もせずに滋賀まで行く。一号線の瀬田のあたりで道の脇に鹿のような何かが丸まっていた。前のトラックが停車し、運転手が降りようとしていた。轢いてしまったのだろうか。いつもの駐車場に着き、ラパンの前で停まる。鍵を持たされ外に放り出された。ラパンに乗り込んだ。車内はすごく寒くてフロントの結露も酷い。寒い車内で一人エンジンをかけてクルーガーについていく。すぐ隣のコンビニに入る。一服していると後輩二人がアイスコーヒーを手にしていてとても寒そうだった。もうこの時点で2時をまわっていた。再びラパンに乗り込む。酒を飲んで運転できなくなった後輩が暖房を入れる。一人後輩を下ろした。BGMはELTが流れていた。松下の交差点を曲がる。明日はもう帰ることを考えるととても寂しかった。ELTの寂しい曲がそれを加速させた。「この曲を聞くと寂しくなってしまうんよね」と、でも、明るい調子で呟いたら後輩が黙って曲を変えた。それが妙に嬉しくてちょっとさみしかった。いつもの駐車場まで行って荷物を下ろし、クルーガーで三人送ってもらう。1月には車を買い換えてしまうらしく、クルーガーを見るのは最後かもしれないと思うと寂しかった。後輩の家に転がり込むと楽譜に書いてもらったサインを後輩が撮っていた。着替えて布団に潜り込んでそうそうに寝た。

硬い床の上で何度も目が覚めた。布団を後輩にとられて寒い。眠いのと寒いのとの間でさまよっているうちに朝がきた。9時半頃に起き、荷造りを開始する。三人で家を出る。坂の上まで話しながら歩く。後輩と二人きりになりコメダ珈琲へ入ることにした。モーニングを食べる。そうこうしているうちに三重の後輩が記念撮影の写真を送ってくれたので自慢とばかりにfbに載せる。一服とトイレを済ます。南草津駅まで送ってもらう。京都駅に着く。土産を買うことも考えたけれど、帰りたくない気持ちを忘れるために3分後の新幹線の切符を買って乗り込んだ。