ippuku

ものづくりが好きな塾講師のブログ

塾講師をしはじめてそろそろ3年。(週5-6日で続けている。)でもこれは正確でなくて、前の大学一回生のときに、自宅で何故か両親が一年間限定で始めた塾のチューターもやってたから、まあトータル4年弱くらい。まだまだだと思う。

まだまだだと思うから、ネット上ではあんまり書かずにいたんだけど、そんな経歴どうこう関係なく書きたいことは書こうかなって感じで書いてみようとふと思った。後で自分で見返したい。五年後、十年後にでも見返したら、けっ、って思うんだと思う。

ここでは小学生の算数を対象に書く。

小学生のノートや筆記用具を見ているといろんなことを思う。まず思うのは、親御さんは彼らのノートを見たことがあるのかな?っていうこと。

小学校低学年の子が鉛筆を噛む行動をすることはよく見る話。それはだいたい高学年になるまでに消えるからあんまり気にしてない。でも六年生になってもノートがぐちゃぐちゃな子もいる。神経質な子は必ず筆算を消す。神経質すぎて筆算の繰り上がりの数をメモしたがらない子もいる。人それぞれ書き方はあるんだろうけど、私はノートを縦に線を二本入れさせて、三カ所に区切らせている。

・一番左端は短い幅でいい。日付、ページ、問題番号を書かせる。ページを書かない子が結構いて、宿題で持ってきてもどのページの問題なのか探すのに時間がかかる子がいる。

・真ん中は一番幅を大きくとる。式や答えを書かせる。式を書いて筆算をして、式を書いて筆算をして…というのが一般的だと思うのだけれど、先に筆算をしはじめて、答えが出てから式を書く子がいる。きちんと頭の中を整理するために式を書くんだよって伝えてる。式を書かなきゃいけないから付け足しで書く、みたいな感じで思っている子もいることが経験でわかった。

・一番右の場所は、本来、解説を書く場にしてほしくて設けさせていたのだけれど、最近は筆算の場所として設けさせることが増えた。筆算は消さないで欲しい、見たいからといつも伝えている。筆算を見れば、子供たちがどこで間違えているのか、どう計算をしているのかよくわかる。繰り上がり繰り下がりのメモをしない子は、神経質で絶対にノートを汚したがらなかった。メモして、かつ、その数字が見えやすいようにマルで囲む子は、多少計算はゆっくりだけど、計算ミスが少なかった。大きな字で、メモもきちんとしながら筆算をすることをしょっちゅう伝えている気がする。

・上記にも書いたのだけれど、大きな字で書くよう伝えている。方眼ノートを使っている子は、分数を1マスに押し込んで書く。2マス縦に使うよう口酸っぱく言っている。実際にこれで分数の計算間違いが減った子もいた。

・暗算できるような式でもなるべく書かせる。その数字の出所がわからん!ってことがよくあり、子供たちもなんの数値かわかっていないケースなんてしょっちゅうで、式はきちんと書くよう伝えている。

・式の改行。小学生は全くと言っていいほどこれが身に付いていないので、イコール以降は行を変えなさい、見やすいからって伝えている。これは中学生からでもいいのかなあと思いつつ、自分の考えや計算が見えやすいように早めから身につけさせてもいいのかなと思う。

でも小学生の解く問題って式が一つのことが多いし、中学受験とかしない子にはあんまりピンとこない話かもなあ。

・式を書いて、出た答えに単位を書かせる。もしくは「・・・○○」みたくなんの数値かのメモを書かせる。速さの問題なんかをしてると、距離が求まったのか時間がもとまったのか等、解いている子供たち自身がわかっていないことが多い。あとはkmなのかmなのか等の注意に欠けているケースもよく見る。出た答えには単位を書けってしょっちゅう言ってる気がする。

思いついたノートの話はこれくらい。次は文房具。シャーペンやボールペンを分解したくなる気持ちはわかる、すごくわかる。でも、バネはなくすなよ…ボールペン出てこなくなっちゃうからな…とか思う。

・シャーペンを使う必要があるかどうかの吟味がなされているかどうか。小学生の間は鉛筆でいいと思う。筆圧の問題もあるし、持ち方がおかしい子もかなりいる。六角の鉛筆でいいんじゃないかなあと思う。最近驚いた持ち方は幼児のように握りしめたままペンを内側に向けて書く子だった。

・シャーペンやボールペンのグリップ部分をほじくりかえして、穴をあけている子もいた。気持ちはわかるが、親御さんの買ってくれたものをそうやって壊しちゃいけないよと伝えている。小学生にはお金を稼ぐこと、その稼いだ金でものを買ってもらっていることをわかっていない。それは当たり前かもしれないけど、だからって買ってもらったものを破壊するのはやっぱり違う気がする。ペンケースの中をマーカーで塗りたくっている子供もいた。

・転がって机の上から落ちやすい文房具かどうか。最近はシャーペンのように円柱型の消しゴムがあるが、これがしょっちゅう机から落ちる。机から落ちない形状にした方がいいと思う。これは教えてる側の視点になるけど、こちらの集中も妨げられてなんだかいやだ。

・ペンが入りすぎじゃない?これは女の子で多いケース。そんなにペンは必要?何色で板書を写そうかなって悩む時間が増えるのはどうなのかなあ…。

・消しゴムの大きさ。ちっちゃああああくなってるその消しゴムじゃ消しにくいだろ!みたいなケースもよく見る。長い期間使って小さくなった消しゴムじゃなくて、その辺に落ちてた消しゴムの欠片みたいなのを使っている子供に気になる。

思いついた限りこんな感じ。仕事帰りに一分、ノートと筆箱を覗く習慣をお父さん、お母さんにたまにでいいから身につけてもらえたらなあとかよく思う。私、まだまだ未熟者だし、たーくさんの生徒と出会ったことがあるとも言いがたいのはわかってるんだけど、ずっと気になってたからアウトプット。思い出したらまた書こっと。