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ippuku

ものづくりが好きな塾講師のブログ

府中と言う街は独特な街だ。
中心街は京王線の府中駅と南武線府中本町駅と言う駅に挟まれている。その二つの駅にあるのは大きな神社である、大国魂神社だ。府中駅から参道を真っ直ぐに行くと巨大な樹木を両手に迎えてくれる。神社を抜ければ府中本町駅に出る。府中本町駅から更に向こう側へ行くと東京競馬場である。絵に描いたような赤鉛筆を耳に挟んだおじさんたちが激しく出入りをする。しかめ面はカラフルな新聞紙に包まれ、下を向いて歩く様子はなんだか可笑しなものである。
そして、何よりも驚かされるのは、府中の人達は府中の街を愛しすぎていることだと思う。京王線一本で新宿に出られるのにも関わらず、全て府中内で済ませる。都心にわざわざ出て行くのは勤めのあるお父さんばかりだ。
神奈川県で主に育った私は府中と言う地名を知ってはいても、全く縁がなかった。とはいえ、今になって振り返ると高校時代の友人にはちらほら府中の出身者がいたのかもしれない。でも府中市民は都心に出たがらないから、きっといたとしても僅かだったんだろう。

なんてことを思いながら、500円の使い捨てカメラを持って府中を散歩していた。